CD 輸入盤

《ヴォツェック》全曲 セーゲルスタム/ストックホルム王立歌劇場管弦楽団、他

ベルク(1885-1935)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8660076
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

ベルク:《ヴォツェック》全曲
レイフ ・ セーゲルスタム指揮

アルバン ・ マリア ・ ヨハネス ・ ベルク[1885-1935]は、新ウィーン楽派の一員として、シェーンベルク、ヴェーベルンと共に活躍したオーストリアの作曲家。師のシェーンベルクのもと、ヴェーベルンが未来を志向したと言われるのに対し、ベルクは過去と密接に繋がって、無調や十二音の作品でさえ後期ロマン派的で濃密な気配を感じさせたのがポイント。
 代表作とされるオペラ《ヴォツェック》も、バロック音楽など過去の音楽のさまざまな様式を精緻をきわめた書法の中に効果的に取り入れた技法的側面と、淫靡 ・ 頽廃の果てに訪れる悲劇を描いた不条理な人間ドラマが密接に絡み合って聴き手に圧倒的な感銘を与える傑作。 これまでにもベームやブーレーズ、ミトロプーロスにドホナーニ、アバドなど数々の名演を生み出してきたのはよく知られているところです。 映像があればもちろん良いのですが、《ルル》と異なり、音だけで聴いても非常に面白いのが《ヴォツェック》の素晴らしいところ。  怜悧で目の詰んだオーケストレーションは時に激しく、時にエロティックに聴き手の心を捉えて放しません。
 かつてシベリウスのヴァイオリン協奏曲を評して 『睦みあう男女の精神状態を描写し...云々 』とのたまったカルトな巨漢、レイフ ・ セーゲルスタムはマニアに大人気の作曲家兼指揮者。 そんな彼が統率する今回の《ヴォツェック》はいやがうえにも期待を集めますが、キャストに人を得た布陣は、セーゲルスタム ・ ファンならずとも食指をそそられるところでしょう。
 ヴォツェック役に、俳優としても活躍するカール ・ ヨハン ・ ファルクマン、マリー役にはメトでも大受けしたドラマティック ・ ソプラノのカタリナ ・ ダライマンを配し、セーゲルスタムがスウェーデン王立歌劇場の面々を率いる2000年2月のデジタル録音(ライヴ)です。

ユーザーレビュー

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楽譜を見て聴くといかに生は理想とはずれて...

投稿日:2009/02/23 (月)

楽譜を見て聴くといかに生は理想とはずれているかが良くわかるが、それにもめげず演奏のほうは冷たい北欧的な暗さが色濃く映し出されて集めてみる価値がある。クラシックとか現代音楽とかこれからもジャンルを問わずにどんどん聴きたいしこういったCDは更にコレクションしてみたい。

Shigeru Kan-no さん | Germany | 不明

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ストックホルムで生を観てきました。演出も...

投稿日:2002/03/04 (月)

ストックホルムで生を観てきました。演出も判りやすく、セーゲルスタムの指揮もツボをおさえたものでした。発売が楽しみです。

七面鳥 さん | 東京 | 不明

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ベルク(1885-1935)

“アルバン・マリア・ヨハネス・ベルク[1885-1935]は、新ウィーン楽派の一員として、シェーンベルク、ヴェーベルンと共に活躍したオーストリアの作曲家。師のシェーンベルクのもと、ヴェーベルンが未来を志向したと言われるのに対し、ベルクは過去と密接に繋がって、無調や十二音の作品でさえ後期ロマン派的で濃密な気配を感じさせたのがポイント。 裕福な商人の家庭に生まれたベルクは、最初、文学や演劇に関心を持っ

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